印刷業界の変革は大きなチャンス
近年、印刷業界は大きな変革の最中にいます。経営に携わる方は確固としたビジョンを持ち、新しいビジネスモデルを構築するという意識を持って取り組まなければなりません。これまでの仕事の方法論を捨てて、技術の進化を利用する者にとっては、この変革は大きなチャンスです。
必要なのは業務の選択と集中
これまでの印刷業務は色分解等の製版業務も含めたものとなっています。ところが、この役割分担は混乱を助長するばかりで、デジタル化の恩恵には繋がりません。ワンソースマルチユースを進めるためにはプリプレス(製版)とプレス(印刷)を明確に分ける必要があるからです。プリプレスワークは業務の領域を広げることが可能であり、印刷機は多様化と自動化が進んでいます。つまり、自社の業務を見直して改革を進めれば、業務の選択と集中により利益を生みやすい状況にあるといえます。
標準化が欠かせない印刷
印刷機は自動化が進み、従来の印刷とは異なるプリンタが進化した手法も台頭してきました。また、環境負荷など対処すべき事案が増えている一方で、発注者が望んでいることは無駄のない生産です。こうした課題に対処するためには標準化が欠かせません。ルールに則って印刷用完全データを作成し、そのデータをルール通りに印刷しなければならないのです。標準化によって生産性や費用対効果が高まれば、発注者も受注者もメリットを得られます。
印刷業務における課題解決例
○PDF/Xによるワークフローで、印刷機の稼働率を上げる。
○PDF/VTによるワークフローで、費用対効果を向上させる。
○Japan Color 認証制度を活用して業務委託を増加させる。
○完全データの作成と出力・印刷工程を基準通りに運用する。
○営業担当者を再生し、テクニカルディレクターを養成する。